公開日: |更新日:
紙やエクセルなどで管理していた設備保全業務の情報を、デジタルデータとして簡単に管理・閲覧· 分析できるクラウドサービスが「MENTENA(メンテナ)」です。設備保全のMENTENAの費用や特徴、導入事例などについて紹介します。
MENTENAの料金プランは月額サブスクリプション方式。プランごとの価格は以下の通りです。無料トライアルも実施しており、「まずは試してみたい!」という企業にもおすすめです。
初期費用 | 0円 (※月額払いの場合は、月額費2ヶ月分が必要) |
---|---|
ライトプラン | 5IDで月々27,500円 1IDあたり5,500円 ※年額払いの場合は年間330,000円 月額払いの場合、月々33,000円 |
スタンダードプラン | 5~15IDで月々55,000円 1IDあたり3,666円~ ※年額払いの場合は年間660,000円 月額払いの場合、月々66,000円 |
エンタープライズプラン | 16ID~ 要問合せ |
※料金はすべて税込
クラウドサービスのMENTENAはID保有者ならどこからでも操作ができます。写真·資料の一括アップロードができ、資産台帳やデータ管理の一元化を実現。作業進捗·在庫管理を「見える化」できるのが特徴です。
マルチデバイス対応で、PC・スマホ・タブレットなどの端末から使用可能。設備保全業務全体の管理はもちろん、担当者が作業ごとに円滑にコミュニケーションできるのもMENTENAの強みです。
MENTENAの操作・管理画面のレイアウトはスッキリとしたデザイン。誰でも見やすく、操作しやすいよう配慮されています。これまで紙・Excelで作業していた現場担当者にとって、見やすいデザインのMENTENAはシステム導入・定着のハードルをぐっと下げてくれそうです。
MENTENAは設備点検の業務進捗だけでなく、作業・設備停止の時間や保全にかかる費用などを管理して自動でグラフ化。設備保全の全体を分析できるので、ボトルネックを発見して業務効率化につなげられます。
MENTENAを提供する八千代エンジニヤリングにはカスタマーサクセスチームが設置されており、導入から定着、拡大までをトータルサポート。
設備保全や日々の不明点などを電話·メールで相談できます。また、使い方の講習や集団研修、他社事例セミナーなどを定期的に開催。導入したMENTENAをさらに効率よく使いたい場合に便利なサポート体制です。
公式サイトでは、使い方についての充実したヘルプページが作成されているため、その都度自分で確認することも可能。「関係者全員でシステムを深く学びたい」と「ちょっとした疑問を個人で解決したい」のどちらのニーズにもきめ細やかな対応をしていると言えます。
MENTENAは「クラウドサービス提供における情報セキュリティ対策ガイドライン(総務省)」に準じた対応を実施。安心して利用できるシステム構築を追求し続けています。
また、データ消失のリスクが低い国内のデータセンターを活用し、万が一の事態に備えてバックアップシステムも準備。24時間·365日絶えずネットワークの状態を監視し、障害発生時の即時復旧体制を整えています。
参照元:総務省(https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01cyber01_02000001_00001.html)
現状は随時受付しているオンラインセミナーが参加受付中です。詳細はHPをご確認ください。
来る2022年12月7日(水)から9日(金)にかけて、インテックス大阪に開催されるのが「メンテナンス・レジリエンスOSAKA2022」。一般社団法人日本能率協会ならびに公益社団法人日本プラントメンテナンス協会が主催し、関係省庁などが後援する大規模展示会になります。
実に100社以上の企業が出展を予定しており、もちろんMENTENA(八千代エンジニヤリング株式会社)もそのひとつ。展示会の中核となっている「プラントメンテナンスショー」は工場の設備管理・保全技術に関する国内唯一の専門展示会とされており今回で第48回を迎えるとのこと。
多くの現場が抱えるニューアルの遅れ、老朽化の他、保守・保全管理を担ってきたベテラン従業員の引退といった問題の解決のために、IoT、ビッグデータ、AIなどを有効活用し、安全性を維持、向上していく「スマート保安」を実用化していくための展示会であるとアピールされています。
加えて同会場では「インフラ検査・維持管理展」、「建設資材展」、「i-Construction推進展」などの展示会も同時開催。来場には事前登録が必要となりますので、詳しくは下記の公式サイトをご参照ください。
日時 | 2022年12月7日(水)~9日(金) 10:00~17:00 |
---|---|
会場 | インテックス大阪 |
主催 | 一般社団法人日本能率協会/公益社団法人日本プラントメンテナンス協会 |
展示予定規模 | 200社/400ブース(同時開催展含む) |
来場予定者数 | 20,000名(同時開催展含む) |
入場方法 | 完全事前登録制(予定) |
URL | https://www.jma.or.jp/mente/visit/index.html |
2023年1月25日(水)~27日(金)にてビッグサイトで開催される、製造業向けの展示会です。RX Japan株式会社が主催しています。
ロボデックス展、スマート向上EXPO、グリーンファクトリーEXPOがメインとなり、ネプコンジャパン、オートモーティブワールド、ウェアラブルEXPO、スマート物流EXPOも同時に開催されます。
MENTENAを提供する八千代エンジニヤリングは、スマート工場EXPOの中で展示がされる予定です。
日時 | 2023年1月25日(水)~28日(金) 10:00~17:00 |
---|---|
会場 | 東京ビッグサイト |
主催 | RX Japan株式会社 FACTORY INNOVATION Week 事務局 |
展示予定規模 | 1,100社 |
来場予定者数 | 70,000名 |
入場方法 | 招待券1枚+名刺2名 ※招待券がない場合5,000円/人 |
URL | https://www.fiweek.jp/tokyo/ja-jp/about.html |
そもそも設備保全システム(CMMS)とは?
できることと導入メリットを解説
エアコンや電子レンジ、炊飯器、冷蔵庫などの家電製品や自動車に欠かせない「サーミスタ温度センサ」で世界シェアトップ(2020年時点、株式会社芝浦電子調べ)を誇る芝浦電子グループの一員である株式会社岩手芝浦電子。
「MENTENA」の導入により、精密な製品を生み出す機械の保全業務を劇的に効率化させることに成功。
引用元:MENTENA(メンテナ)公式サイト(https://lp.mentena.biz/interviews/case01.html)
ここまで、MENTENAの特徴や価格、機能やサポート体制、導入事例などをまとめました。
クラウドサービスの導入により、誰でも簡単に管理することが可能なMENTENA。面倒だった手書きからエクセルへの転記作業の必要がなくなり、業務の効率化が図れるのは魅力的です。
サポート体制が充実しているのもMENTENAのおすすめポイントです。「導入したもののうまく使いこなせない…」といったリスクを予防できるためです。セキュリティ強化にも注力しており、システムに詳しくない方が多い現場においても、安心感を持って使える設備保全システムだといえるでしょう。
価格面では管理する人数によって選ぶことができるサブスクリプション方式を採用。わかりやすい価格設定となっており、無料トライアルで試すこともできるので、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。
MENTENA (メンテナ) |
MONiPLAT (モニプラット) |
e-serv (イーサーブ) |
|
---|---|---|---|
導入から運用までしっかりサポート ![]() 引用元:MENTENA公式サイト
(https://lp.mentena.biz/) |
まずは手軽に ![]() 引用元:MONiPLAT公式サイト
(https://moniplat.valqua.co.jp/) |
多分野での保全管理業務をサポート ![]() 引用元:e-serv公式サイト
(https://www.yokogawa.co.jp/) |
|
導入費用 | 月額55,000円(税込) ※年間契約、10IDまで利用可 |
無料~ | 月額11,000円(税込) ※5ユーザから1年単位の契約 |
点検チェックシート | あり | あり | 記載なし |
サポート体制 | CSチームのサポート、 集合研修の開催 |
サポートデスク(メール・チャット) 専属スタッフによる設定代行 |
カスタマーサポートセンター |
公式HP | https://lp.mentena.biz/ |
MONiPLATの 公式サイトをチェック MONiPLATの 資料を請求する |
e-servの 公式サイトをチェック |
【選定条件】「アスピック」の設備保全管理システムページに情報のある12システムを調査(2023年9月6日時点)。
PCやスマートフォン、タブレットなどの「マルチデバイス・アプリ対応」で現場が使いやすく、
「国内開発」でサポートも安心な3つのおすすめ設備保全管理システムをピックアップしました。