公開日: |更新日:

eServ
(横河電機株式会社)

eServは、現場で働く保全員1人ひとりが効果を実感し考えて行動する「考える保全」を目指した設備保全のシステムです。

この記事では、「eServ」について、特徴や価格、機能やサポート体制などを紹介します。

eServの特徴

価格

eServの価格は以下の通りです。

月額費用(税込) 11,000円 / 1ユーザーあたり
  • 有償オプションとして初期導入サービスあり
  • ユーザー数に応じて割引あり
  • 指名ユーザー制のため、利用人数分を契約する必要あり
5ユーザーから、1年単位の契約可能です。指名ユーザーのためIDの共用はできません、利用人数分のライセンスが必要です。ユーザー数に応じて割引があり、割引額に関しては問い合わせより確認できます。

機能

レポート・ダッシュボード

レポート・ダッシュボード機能により、保全効果測定と改善活動に必要な指標をグラフとしてレポートし出力できます。数字が可視化され一目で状況を把握できる機能です。

ドリルダウン機能により、経営者向けのマクロな視点からの効果測定や、現場の改善に役立つミクロな分析までをスムーズに把握できます。

機器台帳管理

設備機器の機器台帳と機器使用情報を管理する機能です。スマートフォンやタブレットで専用アプリを使用し、機器台帳の管理が可能。

入力の負担を軽減できます。企業ごとに任意で検索項目や検索条件を指定できるため、柔軟な台帳管理ができます。

作業依頼管理・故障情報管理・在庫管理

保全部門への作業依頼情報や、設備機器の故障情報を管理する機能です。在庫管理では、修理に必要なマスタ部品から、在庫管理まで情報をまとめられます。

計画・履歴管理

保全工事の計画情報を管理できます。

それぞれ、

  • 月ごとの作業一覧:年間スケジュール表
  • 年ごとの作業一覧:長期計画ビューア

より確認することが可能です。

年単位の作業計画は、長期計画エディタにより保全計画をシミュレーションしながら立案するなど、さまざまな面から活用できる機能です。

点検・パトロール支援

点検標準と点検結果を管理する機能で、スマートデバイスから現場の結果を入力できます。オンラインで結果を入力できるため、スピーディーな情報共有を実現。

点検方法を図や写真で伝えられるため、誰でも理解しやすく作業のバラつきを改善できます。現場のスキルアップを目指せる機能です。

サポート体制

導入費用を大幅カット

eServは、独自のクラウド基板上に作られているアプリケーションです。そのため、企業がサーバやソフトウェアを用意する必要がなく、運用開始後もサーバーの管理や老朽化に伴うサーバー更新のコストも不要になり、導入費用を大幅カットすることが可能です。

豊富なシステム資源を安価で利用でき、搭載される新しいアプリケーションを常に利用できます。

高セキュリティ・システム監視運用の効率化

eServでは、情報セキュリティに関する各種認定を取得しているため、機密性に優れています。サーバー機の維持管や更新・オペレーションシステム・データベースソフト更新などのバージョンアップ、バックアップ作業や障害対応など、さまざまなシステム運用作業が不要です。そのため、システム管理業務の大きな効率化と省力化に繋がります。

そもそも設備保全システム(CMMS)とは?
できることと導入メリットを解説

eServの導入事例

株式会社マンナンライフでは、稼働トラブル発生の防止が経営の大きな課題であり、2年目を目標に機械の経年劣化による機械故障やライン停止を未然に防止する「予防保全」に業務をシフトする取り組みを開始。

選定では設備管理のさまざまな機能はもちろんのこと、「システムの使いやすさ」を重視しトライアル使用の結果、操作が容易で分析機能が充実しているYOKOGAWAのeServの導入を決定した。

また、社内のサーバー設置が不要でセキュリティも万全なことも決め手の一つであった。

導入の結果、設備機器、故障情報、作業計画・実績などの情報を一元管理し、リアルタイムで共有することにより業務効率が大幅に向上。

また、わかり易いインターフェースにより、試用期間からマニュアル無しで快適な操作を実現。

さらに、消耗品や部品、法定点検が必要な設備などの工場備品の効率的な管理も実現。

引用元:eServ公式サイト(https://www.yokogawa.co.jp/library/resources/references/mannanlife/)

eServの
定着に向けた取り組み

シンプルかつ誰でも使いやすいデザインやシステムは、設備保全の作業効率の大幅な上昇に期待できます。

面倒なサーバー管理なども不要で、スマートフォンなどのデジタルデバイスから簡単に管理ができるのも大きなメリットでしょう。

シンプルで誰にでも使いやすい設備保全システムを検討している企業は、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。

利便性とサポートで選ぶ!
おすすめ設備保全システムをチェック

会社概要

  • 製造会社名:横河電機株式会社/横河ソリューションサービス株式会社
  • 所在地情報:東京都武蔵野市中町2-9-32
  • 公式サイトURL:https://www.yokogawa.co.jp/solutions/products-platforms/isol/cmms/
現場で定着させやすいおすすめ設備保全管理システム
現場・管理・経営の視点から見る!
定着しやすい
設備保全管理システム
おすすめ3選
MENTENA
(メンテナ)
MONiPLAT
(モニプラット)
e-serv
(イーサーブ)

導入から運用までしっかりサポート
してほしい会社におすすめ

MENTENA公式サイトキャプチャー
引用元:MENTENA公式サイト
(https://lp.mentena.biz/)

まずは手軽に
無料から試したい会社におすすめ

 MONiPLAT公式サイトキャプチャー
引用元:MONiPLAT公式サイト
(https://moniplat.com/)

多分野での保全管理業務をサポート
してほしい会社におすすめ

e-serv公式サイトキャプチャー
引用元:e-serv公式サイト
(https://www.yokogawa.co.jp/)
導入費用 月額55,000円(税込)
※年間契約​、10IDまで利用可
無料~ 月額11,000円(税込)
※5ユーザから1年単位の契約
点検チェックシート あり あり 記載なし
サポート体制 CSチームのサポート、
集合研修の開催
サポートデスク(メール・チャット)
専属スタッフによる設定代行
カスタマーサポートセンター
公式HP https://lp.mentena.biz/ MONiPLATの
公式サイトをチェック
MONiPLATの
資料を請求する
e-servの
公式サイトをチェック

資料請求ページなし

【選定条件】「アスピック」の設備保全管理システムページに情報のある12システムを調査(2023年9月6日時点)。
PCやスマートフォン、タブレットなどの「マルチデバイス・アプリ対応」で現場が使いやすく、
「国内開発」でサポートも安心な3つのおすすめ設備保全管理システムをピックアップしました。

現場で定着させやすいおすすめ設備保全管理システム