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この記事では、設備点検におけるタブレット利用を紹介しています。タブレットによる設備点検の流れや、タブレットを利用するメリット・デメリットなどをまとめました。設備点検の効率化を目指している方は、ぜひチェックしてみてください。
タブレット・紙どちらを使用する場合にも、「点検して情報を入力する」という大きな流れは同じです。ただし、タブレットを利用したほうが、設備点検をスムーズに進められます。
タブレットに入力した情報は、すぐにほかのスタッフやシステムに共有が可能です。一方で紙の場合は、事務所に戻って点検した情報をシステムに登録しなければならないため、二度手間になってしまいます。
タブレットはストラップで首からさげられるので、タブレットを使わないときは両手で別の作業ができます。紙の場合は常にファイルを持ち歩かなければなり、どちらかの手はふさがってしまいます。
タブレットに入力した情報は、すぐに管理者に共有されます。管理者が点検データをすぐに検証できれば、速やかに保全作業の指示を出せます。
またタブレットを使用すると、過去のデータやマニュアルが閲覧できるようになるため、スタッフの経験の有無にかかわらず、誰でもスムーズに作業が進められるようになります。
タブレットは持ち運びやすく作業しやすいというメリットがある一方、機密情報が詰まっていることから、紛失や盗難が起こると情報漏洩の危機にさらされてしまいます。
また、タブレットがインターネットウイルスに感染してしまった場合にも、情報漏洩などのトラブルが発生することがあります。
そのため、タブレットにセキュリティ対策は欠かせません。例えば、入力した情報はサーバーに接続後に削除されるようにしたり、情報を暗号化できるようにしたりする機能があると、情報が外に漏れにくくなります。
タブレットによる設備点検は、持ち運びや作業のしやすさがある一方で、情報漏洩にさらされやすくなる危険性も抱えています。とはいえ、セキュリティ対策さえ強固にしていれば、業務効率化に大きく貢献してくれるツールになってくれるでしょう。
なお近年では、タブレットだけでなくスマートフォン上でも使える、マルチデバイス対応型の設備点検システムもリリースされています。このサイトではマルチデバイス対応で現場定着させやすい設備保全管理システムを多数ご紹介。システムの導入を検討している方は参考にしてみてください。
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